2024.06.13
仕事
HEAT20とは・・・?
こんにちは!太陽と風を採りこんだパッシブなお家をつくる 株式会社 壱意です!
弊社インスタグラム(@ichii.architect)でも記載している
「HEAT20クラスの高性能住宅」
HEAT20って・・・?
すぐに答えられる方は少ないのではないかと思います(^^;
今回は
★HEAT20 とは?
★HEAT20とZEHのちがいって?
について順番に説明していきます!
★HEAT20とは?
「一般社団法人 20年先を見据えた日本の高断熱住宅研究会」
(Society of Hyper- Enhanced insulation and Advanced Technology houses for the next 20 years)
のことです。
また、「断熱グレード(住宅外皮水準)G1・G2・G3」というHEAT20が提案する新しい断熱基準の総称としても使われています。
HEAT20は、
環境に優しく・安心安全・高品質な住宅を実現するため、住宅の室温などの温熱環境・性能、建築耐久性の観点から、外皮技術をはじめとする設計・技術に関する調査研究・技術開発と普及定着を図ることを目的としています。
(参考:一般社団法人 20年先を見据えた日本の高断熱住宅研究会)
HEAT20が提案するG1~G3のグレードを達成するには、省エネ基準のようなUA値を満たすだけではなく、「室温」や「過去の基準と比較してのエネルギー削減率」といった項目をクリアする必要があります。
★HEAT20とZEHのちがいって?
ZEH(ゼッチ|ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)とは、2050年のカーボンニュートラル実現に向けて国が定めた施策で、HEAT20とは異なります。
ZEHは、「失うエネルギー」と「創るエネルギー」が1年を通して±0になる家のことです。
(参考:資源エネルギー庁 省エネポータルサイト)
ZEHの基準として地域ごとに0.4~0.6以下とUA値が定められており、これは断熱等級でいうと等級5レベル。
ですが、HEAT20のG1~G3水準はZEHより厳しい基準(断熱等級6・7レベル)で設定されています。
(参考:一般社団法人20年先を見据えた日本の高断熱住宅研究会)
また、「気密性能」は快適・省エネな家を実現するには不可欠な要素ですが、ZEH取得のための基準としては含まれていません。
2025年には、全ての新築住宅に対し断熱等級4(平成28年基準)が最低基準として義務付けられることになっていますが、これは冬の室内の最低体感温度が8℃を下回らない程度… おそらくこれで十分快適と感じられる方は少ないかもしれません。
本当に快適で住み心地のいい家にするためには、ZEHレベルの断熱性能で満足するのではなく、HEAT20の断熱性能の基準を目指していく必要があります。
壱意ではHEAT20 G1・G2レベルのお家が建てられます!
省エネで高性能なお家に興味がありましたら、お問い合わせから個別相談も承り中です(*^^*)
また、弊社の施工事例にはUA値やC値も掲載しています。参考にしてください🍀