ここに注意！性能向上リフォーム

こんにちは！太陽と風を採りこんだパッシブなお家をつくる　株式会社　壱意です。

前回、性能向上リフォームってなに？をお話しましたが、今回は性能向上リフォームの注意点を

お話します。

 

誰しもお家を建てる事は自分の理想を実現する人生での大きな買い物だと思います。

中には何軒も新築を建てる方もいらっしゃるかもしれませんが、高額な買い物ですので大半の方は生涯お家を建てる事は１度きり。

それでも「ここに窓が欲しかった」「こっち側がお風呂がよかった」など、住んでみないとわからない不都合は少なからずあるはずです。

 

リフォームもそうですが、キッチンやお風呂、トイレだけのリフォームだとそれだけの入れ替えなので想像しやすいです。しかし、大掛かりなリノベーションになるとデメリットも発生します。

 

【注意点①：業者選びは慎重に】

今はインターネットやSNSの普及で業者選びは簡単になっています。しかし、実際に依頼するとなると完成した物件しか見れないので自分の想像以上におしゃれな写真になっている可能性もああります。

・「耐震性が上がるから」と必要以上の金物を設置し、費用が高くなる

・工事範囲が食い違い、多額の金額を請求された

・見積もりや契約書がずさん

・リノベーション後の不具合に対応してくれない

・リノベーション費用を支払ったのに工事がスタートしない

 

住宅性能を高めるためのリノベーションなので断熱や柱の補強、見えない部分の施工があると思います。

契約前に壁を壊したりする訳にはいかないので、限界があるとは思いますが

お家の内部の施工内容も、ある程度は契約前に確認しておくことが必要です。

【注意点②：理想の間取りにならないこともある】

リノベーションを行う場合、建て替えとは異なるため、構造上必要な柱や壁を取り払うことが難しいことがあります。そのため、イメージしていた理想の間取りにならないこともあるので具体的な間取りを施工業者としっかり確認しましょう。

建築当時の図面を参考にリノベーション後の希望間取り等の打ち合わせを進めるようになりますが、

実際に工事を始めてみたら図面と違う構造組みであったりという事もあります。

想い入れのある住み慣れたお家を活かしての工事なので、希望通りにならない事もあるという事はご承知おきいただくのがいいかと思います。

【注意点③：建物の状態によっては費用が高くなることがある】

築年数がたっていたり、シロアリ被害を受けていたりすると建物そのものの状態がよくない場合はその改善工事も必要となるため、思いのほか費用が高くなってしまう場合もあります。

こちらの点も工事を進めていく中で見つかる事です。

以前、羽蟻の羽が沢山落ちていた事があった・浴室の入替工事を行った時に柱が腐っていたようだった等の情報も施工業者にお伝えいただくのが重要です。

住んでいたからこそ分かる事は、些細な事でもお伝えください。

様々な要素を考慮して

リノベーションした方が良いか、建替えた方が良いのか見当しましょう。

【注意点④：地盤の改良まではできない】

性能向上リフォームの場合、建物の耐震性能を高める工事は可能ですが、地盤改良まではできません。そのため、地盤に不安のある土地に住んでいる場合は耐震リノベーションだけでは不十分なことがあります。

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